ある王の退位
今日、味の素スタジアムで一人の王が退位した。
その王の名はアマラオという。
在位中は「King of TOKYO」としてFC東京の攻撃だけでなく、精神的な支柱となって絶大な影響力を持っていた。
東京を離れた後も、FC東京サポからは崇められ、彼の不在をフロントに嘆くものも少なくなかったようだ。
引退ゲーム(あえて試合とは言うまい)はピッチではアットホームな雰囲気、クルヴァは平凡な試合よりは熱い、無料で経験するには十分すぎるほどの世界だった。
ゲームが終わり、最期にサポーター達に挨拶する彼を見て、涙を流している人がたくさんいたのは特に印象的だった。
自分はスタジアムにそんなに遠くないところに住んでいながら、あまりFC東京のことを知らない人間であるが、彼のことを「いいサッカー人」として認める機会となった。
このゲームに誘ってくれたkskにも感謝する。(オバッジオにも)
最後は声も出せずに彼の勇士を只、
見つめる事しか出来なかったよ...。
そうでしたか。
ファインダー越しに見るあなたの後ろ姿はしんみりくるものがありましたよ…