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革新?もしくは…

Appleが自社製品のCPUをいままで採用していたIBMPowerPCからIntelのものに変更するという発表がありました。


WWDCと呼ばれるApple製品向け開発者カンファレンスでのことです。
毎年、このカンファレンスでは新製品のお披露目など、何か大きな発表があるのですが、今回のものはまさに開発者にとってはビッグニュースだったでしょう。
詳細は良くわからないのですが、IntelベースのMacintoshでのデモも行った様子。
「ユニバーサル・バイナリ」というコンパイル方法であれば、PowerPCでもIntelでも動作するアプリケーションが作れるのだそうです。
このあたり、互換性の問題で大騒ぎしなければいいんですけど。68k→PPCの時のような見事な移行が見られるかどうか。
個人的にはWintelとは違うアーキテクチャで動いているってのが対抗勢力っていう感じがしていたのと、PowerPCはスーパーコンピューターだ!!っていう意識があったので、IBM離れはちょっと寂しいところです。
IBMはMicrosoftの次世代ゲーム機にCPUを供給している以上、PowerPCの開発・製造にかける力は増えていくやろうし、Sony用のcellがAppleのプロダクトで採用され、8コアのPowerbookってのをひそかに期待してたりしたんですが…
まあ、どっちでもMacOSが動いていれば関係なくなるんでしょうけど。
さらに面白い話で、SunがAppleのIntelベースCPUへの移行を歓迎するんだそうです。
IBM陣営に踏み込んでいけないSunの遠吠えのような気がしますが。

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