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名将と呼ばれた男

勝者のエスプリという本を読んだ。
これは現アーセナル監督アーセン・ヴェンゲルが、名古屋グランパスを去った直後に書かれた、グランパス時代を振り返った本で、日本のサッカーへの提言、分析を行ったものである。
1997年に出版されたもので、「なつかしいなぁ」と言う選手の記述がでてくるし、そのなかでも特に”レフティー・モンスター”小倉をほめていることが興味をそそる。
あと、Jリーグの分析、ひいては日本人プレイヤーの分析がすばらしい。
監督になったコインブラにまず読ませるべきだったね、これ。
フランスワールドカップ前にヴェンゲルが日本代表に何を期待していたか、それが10年後の今、どこまで実現できているのか、改めて確認していただきたい。
(日本サッカー協会はいまだに06ワールドカップを含むコインブラ時代の総括を行っていない。)

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